大手塾に関係していた頃、入室テストの基準を問題にしたことがありました。
その塾は内部生のテストと同じテストを入室テストにしているので、どのあたりのクラスになるかは大方想像はつくわけですが、問題は入室許可の最低点。
その時は、偏差値で38程度に設定されていました。
38というのは、まずはクラス分けで言えば、下2つくらいのところになるわけで、そこに入ったところでなかなか上に行けるわけではありません。しかし、塾も商売だから、なるべく多くの生徒を入れたい。
しかし、入室後も低迷することがわかっているのなら、入室しない方が良いケースも多いので、結局その時は40でラインを引くことになりました。
今はどうなっているかわかりませんが、40でもきついことはきつい。上にはなかなか上がれないでしょう。
だったら本当は別の道を選んだ方がよいのです。やることは大方わかっているのだから、じっくり勉強してから入室しないと、本当にお客様で終わってしまいます。
45を切ったら、たとえ合格と言われても入室は見送って、次回までに力をつけましょう。ある程度のクラスから入らないと、大手塾のシステムのメリットは享受できませんから。
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気体に関する問題
5年生の教室から
効率は個別が一番良いが
慶應進学館から
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