いろいろな塾で、7月に夏休み前の模擬試験があると思います。もうこの時期は、一応すべての範囲の勉強は終えているので、どこを出しても良い、ということになっているから、いよいよ本番モードに入っていくことになります。
これは受験をした方が良いし、その結果を踏まえて夏休みの勉強を組み立てることが大事です。
つまり、どの教科の、どの範囲を補強すればいいのか、絞り込む材料にすれば良い、ということなのです。ところが実際はそういう風にはあまり使われない。
むしろ9月との比較ばかりが強調される。夏休みでどのくらい出来るようになったか?
しかし9月の成績はきっとそれほど上がらないでしょう。
なぜか?
夏休みの勉強でさらに混乱することが多いからです。
いろいろなことを復習して、いろいろなことを覚えていくわけですが、まあ完全ではなく、うろ覚えの段階だから、かえってミスが出やすい。
それが少しずつ模擬試験の受験を重ねることで、定着していって秋も深まるころに、安定した力になっていくわけです。だからあまり7月と9月を比較しても意味がない。
それよりも、夏休みに何を勉強すべきか、具体的に絞り込むようにしていった方が良いでしょう。
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この前やったばかりじゃない?
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中学受験 算数オンライン塾
6月25日の問題
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