例えば、偏差値50前後の子が第一志望に70前後の学校を考えている、としましょう。
この子の合格可能性はもちろん低いでしょう。普通の先生であるならば、「いくらなんでも無理だから…」という指導が入るだろうと思います。それが常識的だし、別に悪い判断ではないでしょう。
しかし、子どもが真剣に考えている場合、いろいろと問題が起こるかもしれません。それでやる気をなくしたとか、自信をなくしたとか…。
で、いくらなんでも、と思うことはあっても、完全に否定はしないことだと思います。
その代わりに次の選択肢を親は考えておく。
そして、どこかの段階でしっかり決める、ということは必要であり、それは少なくともある程度の成績が出てきて、データとともに考えることなのです。
で、結果として違う学校を受けるかもしれないし、本人がどうしても、というのであれば、受けてもいいかもしれません。
何のために中学受験をしたのか。この学校に行きたいためにしたんだから、お願いだから受けさせて、という場合も当然あるわけで、それはそれでよいと思います。
この辺は子どもたちは非常識なところがあるでしょうが、しかし、その非常識が驚くべき結果を出すことだってあるので、一概に否定すれば良いというものではない。
ここは子どもたちの可能性をさらに引き出すために、大人もひとつ上手に対応することが大事かと思います。
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