どういうわけか、知らないが、毎回少しずつ授業に遅れてくる子がいます。
まあ、こういうのは性質(たち)だと思って間違いない。そりゃあ、1回や2回の失敗は誰にでもあるでしょうが、しかし、毎回ということになると、これは性質です。
逆に授業の45分も前からやってくる子もいる。これも性質でしょう。
きっと、お母さんは少しは家で勉強してから行きなさいよ、と思っているに違いない。しかし、本人はさっさと出る。そしてさっさと着いて、特に勉強はしていない。
ということは、まあ、早く来て遊んでいたい、ということなのかもしれませんが。
毎回遅刻する子を合宿で観察してみると、なるほどなあ、と思うことがあります。
例えば食事の時間も遅れてくる。
お風呂の時間もそう。
つまり、万事が万事、ぎりぎりを狙っているところがある。
そんなにぎりぎりを狙って何が楽しいのか、良くわかりませんが、じゃあ、早く来れないか、といえば「ちゃんと来れる」のです。雷を落とせば、ね。
これは勉強を始める時間にも言えるのです。
遅刻する子は、なかなか始めない。
つい、ぐずぐずしている。
さっさと始めればいいものを、「いや、もうちょっと」というので、ぎりぎりを狙う。そして、お母さんの雷が落ちる寸前、勉強を始めたりするわけです。
まあ、これも性質なんだけれど、そろそろやめた方が良いかもしれません。
やはり時間がもったいないから。
これが自分で変えられるようになったら、一歩成長です。
=============================================================
今日の田中貴.com
週6日制
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾
10月7日の問題
==============================================================
==============================================================
お知らせ
算数5年後期第8回 算数オンライン塾「平面図形と比(3)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================