令和6年の出生数は68万6061人で、前年の 72万7288人より4万1227 人減少しました。
1学年の数が60万人台になって、少子化の歯止めはまったく利いていません。
第一次ベビーブームが1学年およそ260万人、第二次ベビーブームが200万人だったことから考えると、団塊の世代のおよそ4分の1まで減少したことになります。
だから、今の中学受験はある意味、偏った状況であり、公立中学へ進む数が減るのは地域的な問題、でもあるのです。
それも首都圏から中央部に集中する傾向にあり、逆にそれを嫌っている層が郊外や首都圏外に移動するということでもあるのです。
ただ、公教育は今後も人口減少の波にのまれて、どんどん減少する流れではあるので、地方でも私立進学の流れがこの後起きる可能性は出てきています。
実際に公立高校はどんどん閉鎖されているので、自治体としては公立高校を運営するより、私立進学の補助金を出した方が良い、という考え方も出てきており、少子化をめぐる教育環境の変化は今後も続きそうです。
今日の田中貴.com
式を端折ると
オンラインで完結する中学受験 田中貴社中
計画を相談する子