割と受験業界は、これが信じられているところがあります。
え、そうじゃないの?
と言われれば、当然、そうではない。
がんばったからと言って、全員が良い結果を得ているわけではありません。
結構がんばったのに、残念だったという子も多い。
しかし、努力万能主義みたいな感じで、「がんばればできるから」と子どもたちを追い込んでいくことにはリスクが伴うことも知っておかないといけない。
近年学習障害や発達障害の話が出てくるようになりました。
実際に昔教えていた子どもたちの中にも、「きっと、そうだったんだろうなあ」と思い出される子どもたちがいますが、しかし、当時、そういう話はほぼ聞くことがなかった。
しかし、障害がある、ということは、まずそこを受けいれてからスタートしないといけないところがあるわけで、ただ「がんばれば何とかなる」わけではないのです。
で、方法論としては、まだまだいろいろあるが、それは、大人の方からどうアプローチしていくかにかかっていて、決して努力万能にはならない。
もちろん、がんばれる子はそれなりにがんばればいいが、それにも限界があるので、何でもかんでも、そういうスタイルに持ち込まない方が子どもたちの、将来にとっては役立つでしょう。
「根性が足りない!」という罵声は、そろそろ止めた方が良いのではないですかねえ・・・。
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