各校の進学担当の先生方といろいろ話をしたことがあります。
そのときはある予備校の関係の仕事をしていたのですが、進学担当の先生は実務上予備校からの情報は必要となるので、そういう機会が結構ありました。で、話を聞いているとやはり中堅校の先生はまずMARCHをと、考えるらしい。
ところが、今は少し変わってきつつあるというか・・・。
というのも、社会情勢の変化の中で、本当にそれは子どもたちの進路指導に必要なのか、懸念が出てきたことにあります。
少子化は確実に労働人口の減少を招きますが、一方でロボットやAIなどの技術革新が進んで、ある程度労働人口の減少を補ってしまう。あるいは補って余りある、ということになるかもしれない。
そうなると、何が子どもたちにとって必要なのか、ということがテーマになってきて、今、まさにその議論が進んでいる最中なのだそうです。
とりあえず大学、というのは考えるものの、しかし最早それは正解ではないかもしれない、という現場の感覚はあるのだそうで、実際に子どもたちはいろいろなことに志望を立て始めており、それに対応しているうちにだんだん話が変わってきた、というのが現状のようです。
もうしばらくすると、その議論の先が見えてくるのではないかと思いますが・・・。
今日の田中貴.com
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