入試問題を見ていると、いろいろ学校の意思を感じることがあります。
今年は、現代社会の問題が割と多かったのですが、一般に社会は「知識を覚える」ということが大事だとされる。
しかし、今の社会にはいろいろな問題が潜在、顕在しているわけで、そこを小学生なりにとらえて、どう考えるのか、自分の意見を述べられるようになってもらいたい、という意思はこれらの出題に感じられることでした。
これは社会だけではない。
例えば、人気のある学校でも、難しい算数の問題は出さない、という学校もある。
基本的なことをがっちりできるようになってくれていれば、それで十分。むしろ確実性のある解き方をしてくれる子が良い、と考えているからでしょう。
別に算数オリンピックの選手を養成するわけではないので、それなりにきちんとした基礎を積んでもらいたいと思っている学校は多いので、そこもはき違えないように準備をする必要があります。
入試問題には学校の取りたい人材像がはっきり出ているので、そこをしっかり読み取った上で対策を立てていきましょう。
今日の田中貴.com
動機はやはり入学したい学校があること
フリーダムオンライン-学習のヒント-
本科バインダー、学校別バインダーから浮き上がるデータ
慶應進学館から
中等部の算数
読んでいただいてありがとうございます。
にほんブログ村