一人のためのカリキュラム

投稿者: | 2019年12月8日

4年生の保護者のみなさまへ  
中学受験パパママ塾「ONE」のご案内

カリキュラムの順番というのは、塾で微妙に違うところもありますが、基本的な筋道はそう変わらない。

例えば理科は、どうしても最初の方に生物や地学がやってくる。本当は覚えるものは最後に回したいところなのですが、算数で比や割合を習わないと理科計算には進めないところがあるので、どうしてもそういう進み方になる。

また算数も倍数や約数がわかり、そこから分数に行き、さらに割合から比へと勉強が進む順番はやはりそう変わるものではないのです。

で、いろいろな事情で途中から新たに勉強を始める場合、あるいは途中でやり方を変えていく場合、それぞれ子どもたちには、「やっているところ」「やっていないところ」というのが出てくるでしょう。

あるいは実際にやっていたけれど、よくわかっていないところ、というのもある。

したがって本来の道筋はあるものの、子ども一人一人にとって必要なものを整理して勉強するカリキュラムができるはずなのです。

集合塾は、集団で進む分、そのカリキュラムを逸脱することはできないし、逸脱すればクラスが落ちてしまうから、とにかくカリキュラムについていくことがまず目的になってしまうわけですが、入試に合格するという意味では、少しニュアンスが違う。

本来は子どもたちが時期は多少ずれてもできるようになることが望ましいので、時間がかかることがあれば、それは時間をかけるべきなのです。

ところがクラス分けばかりに目が行ってしまうと、本来わかっていないところをおざなりにしたまま、次に行かなければならなくなる。その結果として基礎力がグラグラしてしまう場合も多いのです。

特に5年生の今の時期は、勉強が難しくなってきた分、まずは基本をしっかり理解する必要がある。そのための練習に時間がかかるのであれば、ちゃんとかけた方が良いのです。

その基礎力がやがて応用力に発展していくわけで、その土台をまずは固めるために、その子ならではの進み方を考えて行くことが大事です。


2019-2020 合格手帳12ー1月号を差し上げています。
以下からお申込ください。
無料です。
2019ー2020合格手帳6年生入試直前号申し込み

2019ー2020合格手帳4.5年生12-1月号申し込み


今日の田中貴.com
害虫駆除に関する問題


5年生の教室から
通塾の負担を減らす


慶應進学館から
活動報告書新フォーマット


Newフリーダム進学教室からのお知らせ

2019冬期講習のご案内




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村