合格に導く心理作戦(2)

投稿者: | 2009年11月17日

つまりは、元気でプラスイメージが強く、落ちることを恐れない子にすればいいわけです。

「でも、うちの子はおとなしいし」
「結構、引っ込み思案だし」
「性格なんて、そう変わらないわよねえ。」

と思っておられるお母さん。実はあなたが原因なのかもしれないのです。

私がたくさん子どもたちを見てきた、ということは、実はお母さんもたくさん見てきたのです。

そして、達した結論は

子は親の鏡

ということです。

つまり子どもが自信がなさそうにしているときは、実はお母さんが自信がない。

子ともに活気がないときは、お母さんに活気がないことが多いのです。

ということは?

そう、お母さんが変わればいい。

お母さんが

元気で、プラスイメージで、落ちることを恐れなければいいわけです。

私はこの時期のお母さんとお話するとき、心配になると必ずいうことがあります。

「お母さん、口角をあげましょう。口角を上げれば、心配でも笑顔になりますよ。」

でも、そんな風になれないわ、合不合の成績も悪かったし、主人の母は、「当然入るわよね」、みたいな言い方をするし。

そうでしょう。でもね。少なくとも子どもの前では演じてください

お母さんが子どもを見ている以上に、子どもがお母さんを見ていることに気がついてください。

お母さんが、心配していなければ、

「そうか、僕は大丈夫なんだ」

と、そう思うんです、子どもは。

お母さんが、落ちることを恐れていなければ、子どもは失敗を恐れなくなり、チャレンジする気持ちが最も強くなるんです。

これは、お父さんではだめ!

なぜ? 

子どもはお母さんが一番見ていたのだから、子どももお母さんを一番見ているのです。

もう、おわかりいただけたと思います。

それ以外に方法はありません。

お母さんが元気を出す、お母さんがプラスイメージを持つ、お母さんが失敗を恐れない。

コツはこれだけです。

さあ、今日から、今から、お母さんが変わってください。

変わらなくてもいい、演じてください。

そして、日々、成長してきた子どもの姿をごらんになってください。

つい数年前、掛け算すら苦労していた子どもたちが、もう立派に問題を解いているのですから。