組み分けテストを受けると、上から下まで順番に並びますね。
保護者の方の話を聞いていると、どうも、これが入試と同じだと勘違いされているように思うときがあります。
例えば開成を受ける子と慶應普通部を受ける子がいっしょに競争する必要はない。大方どの中学も倍率は3倍から5倍ぐらいでしょう。その中で、どう合格すればいいかを考えればいいのです。
開成を受ける子と比べれば、それはできないかもしれない。でも、開成を受けないのなら別に悲観する必要はないのです。
開成なら開成、普通部なら普通部を受ける子の中で、いったいどうなっているのか、それをしっかり考えていけばいいのではないでしょうか。
どうも、そういう意味では保護者のみなさんが悲観的になりすぎているような気がするのですが。
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中学受験・合格して失敗する子、不合格でも成功する子田中 貴講談社このアイテムの詳細を見る |