本番は、それぞれの学校で、やはり力の似通った子どもたちが受験します。
まあ、それほど大きく力が分かれるとは考えにくい。それぞれがこれまでの成績をある程度考慮した上で受験しているわけですから、受験層はかなり近いものだと思った方が良いでしょう。
だから、ちょっとした差で合否が分かれる。
良く引き合いに出すのは複数受験機会がある学校。第1回、第2回、第3回と定員を分けて募集する。そうすると、まあ、第1回が普通はやさしくて、第3回が難しい、ということになるわけですが、そのやさしい第1回に落ちて、第3回に合格する、というケースも多々見られる。
そういう子は第1回では多分、ミスをしたり、力が出なかったところがあるのでしょう。しかし、さすがに受験機会が増え、かつこれで最後だ、という思いもあるから、第3回目で力を発揮してしまうこともある。
したがって、これからはいかに自分が取れるはずの得点を落とさないようにするか、に注力すべきです。
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