同じ偏差値の子が増える

投稿者: | 2023年2月7日

森上教育研究所のデータを先日ご紹介しました。

で、例えば20000人の集団の中の偏差値60と、40000人の集団の中の偏差値60は基本的に数が2倍になります。

しかし、学校の定員は増えません。

なので、ここが面倒なことになる。つまり、合格可能偏差値を取っていたとしても合格しない、ということは起こりうる。

また、僅差の勝負である以上、その1ポイントにどれほどの差があるか、というとそんなことはないわけで、一気に上位に食い込んでいる子も出てくるわけです。

だから、ここだから安全という話ではない。リスクは当然あるわけで、そこを見合いながら、いろいろ考えてきたわけですが、しかし、それでもなおかつ状況は厳しいと言えるのです。

ただ一方でそこまで力のついた子は、結果に関わらず、かなりの力の持ち主だから、ここからまだ一段と伸びる。

実際に私立に行って高校受験をする子もいれば、公立に行ってトップ公立高校に進む子もいます。

逆にせっかく合格したのに、ゲーム三昧にはまり、遊び癖がついて、私立の底辺を支えることになってしまうとこの合格はプラスにはならなくなる。

私が言う「合格して失敗する子」です。

なので、一番大事なことは努力をしっかり継続することです。それがやがて花咲く。

先日のある先生のブログのタイトルが素敵でした。

桜はいつ咲いても美しい

その通りではないでしょうか。


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