小学生ですから、がんばっていても、大学受験生や高校受験生とは当然体力が違います。
ところが、やはり親も後半力が入ってくるので、塾を増やしたり、家庭教師の先生を増やしたりする。
結果として、疲れがたまってくるのと同時に、やはりやる気が続かなくなる。
後半になって、全然成績が上がらない、というので連れてこられた子どもの顔を見て、ああ、これは大変だと思うことがあります。
眼から生気が感じられない。
話を聞いてみると、まあ、それは無理だろうなあというスケジュールをこなしているだけ。こなしているだけだから、本人が本当に考えているかどうかは極めて怪しいし、本人はもう早く終わってほしいと思っているでしょう。
そういう子どもは中学に入ってもまったく伸びません。というか、もう勉強はこりごり、の状態になってしまっている。
ですから、小学生の限界というのは、ぜひ気をつけてください。普通に戻すだけでも、もう大変な時間を必要としますから。
今日の田中貴.com
どの講座を選ぶ?
算数オンライン塾
8月16日の問題