たとえばテレビを一人で見ることはそれほど難しいことではないでしょう。
ゲームをひとりでやることなど、超カンタンかもしれない。しかし、年をとるとそうはいかない。あの小さな画面で指をコチョコチョ動かして、なんてとんでもない話になってしまう。
逆に静かに本を読んだり、問題を解く、などということはカンタンにできるが、これは子どもたちにとっては難しい。なぜならば、好きではないからです。
そりゃあ、そうだろう。子どものころはそういうものであるし、本を読むよりはみんなと遊んでいた方がおもしろいに決まっている。
だから、ゲームで一人で遊べるからといって、一人で勉強できるか、といえばそうではないのです。ここを割と間違える。
可能性はあるでしょう。確かにそういうことができる子もいる。しかし、できない子もいるのです。
できない子に「一人でやんなさい」と言ってもできない。だから勉強しないのです。
じゃあ、どうするか。
本当のことをいえば、これは一緒に勉強するしかないのです。でも親も仕事がある。そういつも一緒に付き合っているわけにはいかない。
これもまたその通りでしょう。しかし、そういう機会を作っていかないと、問題は解決しません。
もちろんこれは受験最後までずっと、というわけではない。自分で勉強できるようになるまでの話だから、それまでの間、なるべく多くの時間、一緒に勉強してあげると問題は割と速く解決します。
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