ここまで過去問をやり続けてくると、問題の出来に関してそれなりのイメージを持つようになります。
例えば、算数はこのくらいの問題に答えてとか、国語は記述をこれぐらい書こうとか、まあ、そういうイメージがあるわけです。
しかしその通りになるかといえば、そうならないことが多い。というか、あまりよくわからないのです。
土台、答えがわかるわけでもないし、配点がわかるわけでもないので(毎年同じ配点という学校もありますが)、まあ、そういうイメージを崩されてしまうこともある。
こういうときに、結構プレッシャーがかかる。
しくじったのではないか?
できなかったのではないか?
という思いにかられてしまうと、いつもの力が出ない。
だから、あえて入試の時にはそういうイメージをあまり考えないのが良いのです。
よく子どもたちにこう言ってました。
「とにかく、受験番号と名前を書いて、その後はただ問題に答えてらっしゃい。知らないことは答えられないんだから、知ってることだけ書いてくればいいのだ。わからないことは書けないんだから、わかることだけ書いてくればいい。シンプルにやってらっしゃい。」
やれることだけやろう、と問題に集中するのが一番、結果が良いようです。
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