問題を読み違えたり、計算を間違えたりすると、大抵子どもたちはこんなことを言います。
もちろん、それが元でふかーく落ち込み、もう勉強も手がつかない、というのも困るが、だからといって「ドンマイ、ドンマイ」もやはりまずいのです。
別にミスをしたことを攻める必要はありませんが、なぜ、そうなるのかをしっかり考えないと同じようなことを子どもたちは繰り返します。
ミスは0にはならないと思うのです。概ねどんな子でも多少なりともミスをする。まして本番はプレッシャーがかかるわけだから、ミス率は上がる可能性もあるかもしれない。
だからこそ、ミスをしないために何をするか、を考えないといけない。しかしドンマイ、ドンマイでは何も変わらないことが多いのです。
ハイ次、ハイ次とどんどん問題をやっていくよりは、一度足を止めて考えてみる。そして具体的に何を変えるかを明確にすることが大事です。
たくさんのチェックリストは実行できません。だから、気をつけることを3つ決める。もうそれ以上は絶対に覚えていない。だから3つ、これをしっかり決めましょう。
1 答えを書く前にもう一度、問題を見る。
2 正しいものか、誤っているものかを確認する。
3 解答欄の番号を確認する。
というようなことになる子がいるかもしれません。これはその子、その子で違うはずです。身に付いたのなら、違う注意事項を考えればいい。3つずつ直すことを決めて実行する。
これだけで得点は大分違ってくるはずです。
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