前日の心得

投稿者: | 2014年1月30日

試験前日の心得をひとつ。

(1)まずは持ち物チェック。実施要綱を見て準備してください。基本的に実施要綱に書いてあるもの以外は持ち込まないという考えでいいのですが、時間つぶしの暗記用テキスト、あるいは顔がほてるのをおさえるおしぼりなどは準備しておいていいでしょう。

持ち物の準備は田中貴.comの記事もご覧ください。

(2)保護者の方は、一度、学校まで下見に行かれていると思いますが、まだでしたら、出かけてみるのも、手です。ただし、子どもはいっしょに行かない方がいいでしょう。保護者の方が連れて行くのですから、しっかりルートを確認してください。最近は人身事故も多いので、複数の行き方をインターネットで調べておくのも大事な準備のひとつです。

(3)明日の試験の準備が終わったら、子どもはやはり勉強した方がいいでしょう。やるものは理社の暗記、これまでやった過去問などがいいと思います。初めてやる問題も、やさしい問題ならいいですが、難しそうな問題は避けておいた方が無難です。

(4)そのとき、ていねいに字を書くよう、もう一度、確認しましょう。計算をきちんと書く、字をていねいに書く、合否はていねいさで決まるもの。最後の確認で、ていねいに解く、ていねいに書くを徹底してください。

(5)前夜の夕食は軽めがよいでしょう。スタミナはあまり考えない。おなかの具合を考えると、あまり食べすぎでおなかをこわさないようにすることが大事です。当然平気な顔をしていて緊張しているので、ちょっとの刺激でおなかをこわす可能性があります。これは試験当日の朝食もいっしょ。少し空腹くらいの方が頭は回転します。ごはんを食べ、お風呂に入って、もう少し勉強したら、10時ごろには寝ましょう。すでに朝型のライフサイクルになっていると思いますから、すぐ寝れるでしょう。

(6)もし眠れなかったら。そのときは朝まで起きていよう、くらいに思って布団の中で楽しいことを考えていましょう。やがて眠ってしまうと思います。一番いけないのは「寝なきゃ」と思うこと。そんなことにプレッシャーを感じる必要はありません。

(7)さて当日は、すでに目覚めているでしょう。洗面、はみがき、いつもの通り。朝ごはんを食べて、持ち物をもう一度チェックします。この時点で受験票は子どものかばんに。お母さんが持たないように注意してください。ここから試験を受けに行くのはお子さんなのだという意識をお母さんはしっかり持ってください。

(8)会場到着は集合時間の20分前を目安に。余り早く着きすぎて、待ち時間が長いとくたびれてしまうので調整していきましょう。

(9)あまり遠い学校でない限り、会場まで送り届けたら、迎えに出る方が良いでしょう。待ち合わせ場所を決めたら、後は元気に送り出してあげてください。

(10)試験が終わったら、本人が話したい分、内容を聞いてあげてください。そしてまた(1)に戻ります。ただし、2日目以降は入試問題が手元にあれば、復習をしてみても良いでしょう。気になることがあれば、調べてみるのもひとつの方法です。

前日は、まあ、ゆったりとした気分で過ごしてください。

これで準備完了!です。

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