入試の面接。
まあ、いろいろなことを聞かれるとは思うのですが、実際によくある質問は、併願校。
これは学校がとるアンケートにも書くことがあります。
「どこが第一志望?」
といわれて、まあ、セオリーは
「ここが第一志望です。」
というのが普通でしょうが、しかし、うまく言えるかどうか自信がない、という場合もあるかもしれません。
では、受験している学校を第一志望と言わなければ合格しないのか?と言われれば、そんなことはないでしょう。
その第一志望に合格している、というのなら、実際には受験しには来ないわけだし、ということはまだわからない、というのが本当のところでしょう。学校側からすれば当然、そういう子どもたちが多いことはわかっているわけで、だから、第一志望と言わないと合格しない、ということはないのです。
ただ、まあ、礼儀としてそう言うべきかなあ、という感じはしないでもないが、
「文化祭は来ましたか?」
「いいえ」
なんてことになると、やはりちょっとまずいかなあ、という気もするので、うまく言えそうになければ正直に言っても構わないでしょう。
アンケートも同じです。
別に併願校にその学校より難しい学校を書いたところで、何も不利になることはありません。
じゃ、なぜそんなアンケートをとるのかといえば、どういう受験層が受けているのかを知りたい、というのが本音でしょう。
学校にとって一番関心があるのは、歩留まり。つまり、どのくらい手続きをしてくれるのか、という点です。
例年に比べて難しい学校が並んでいたら、「レベルが上がった」と考えて「合格を増やす」ということも考えられます。
レベルが上がると、「合格者をしぼる」と考えやすいかもしれませんが、他の併願校に受かってしまってこちらにはこない、と考えるのが普通です。
ということで、面接も自然体でやってきてください。もちろん、礼儀正しくやるのは当たり前ですが。
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