まいにち目標ノートを見せてもらっていたときのことです。
「計画通り終わりました。」
「えらいねえ。で、できなかった問題はできたの?」
「いえ、わかりません。」
「それで、質問にきたっけ?」
「いいえ。」
「じゃ、どうするの?」
「でも、勉強しました。」
最後は論理になっておらず、
「私は計画通り勉強したんだ、何か文句ある?」
という感じでありました。
先日、こういう記事を書いたので、矛盾すると思われるかもしれませんが、
計画通り終わりゃあ、いいってものではありません。
結局、勉強はわかったのか、覚えたのかということが大事である。
勉強の質というか、中身がともなっていることが本来必要なわけです。だから、計画を作り、実行して、確認するときの最後の確認が
「ただ終わっている」
を確認するだけでは本当はいけない。
「で、わかったのか?」
「解けるようになったのか?」
が確認できていなければいけません。
これは女子に多いのだが、やはり、外からどう見えるかが気になる。だから、終わらないということは非常にいけないことだと思っています。
しかしながら、それでできるようになっているかどうかは、あまり気にしない。
したがって
「でも勉強しました。」
みたいな論理がまかり通ってくる場合があるものです。
気を付けて。
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