入学おめでとうございます。
さて、新しい学校生活はどうですか?
疲れてる? そうでしょう。きっと。
電車通学している人は、ずいぶん早く家を出ることになった。今まで近くの小学校であったならば、まあ、ぎりぎり飛び込めた、ということもできたかもしれないが、そうはいかない。
しかも、朝の電車は混む。そして決定的なのはカバンが重いことだ。
教科書が厚くなった。ノートがたくさんある。さらには、辞書だったり、参考書だったりもあるかもしれない。お弁当が必要なところは、お弁当も入っている。かつ体操着だったり、クラブで必要な着替えだったり。
これは新中学1年生がだれでも通る「苦行」です。
まだ学校が始まって2週間程度だろうから、そうやってがんばっていってもなんとかなるだろうが、今月の後半になってくると、
「しんどいなあ」
と思うことがあるかもしれない。
それにクラブ活動。練習が始まって、まだ日が浅いから、普通の練習はさせてもらっていないかもしれない。学校によっては4月が終わってから本格的にクラブ活動、というところもあるかもしれない。
期待していた部活だが、しかし練習は結構しんどいだろう。しかも、今まで受験勉強をしていたから体力がない。帰りの電車に乗ったところで、運よく座れたりすると、これが運が悪いことになってしまう。
降りるべき駅を遠く乗り越し、行ったことのない駅までたどり着き、かつ駅員さんに起こされ。
なーに、そんなことはお父さんもしょっちゅうやっているのだから心配はない。
君たちがそういう経験をできるようになった、ということはそれだけ素晴らしいことなのだ。なにせもう電車賃は大人なのだから、すでに大人の仲間入りをしている。
しんどい、とか、つらいということは、これからも続く。
クラブの練習はしんどくなるだろうし、英語の単語テストは始まるし、ついでに中間試験や期末試験の準備もある。
「これが願っていた中学生活なのだろうか?」
と思うことはあるかもしれない。
しかし、だ。
君たちはこれから、中学生として、さらに多くの体験ができる。いろいろな本を読め、いろいろ勉強でき、いろいろな練習をして力をつけていける。
当然機会が多くなる分、疲れるのは当たり前だ。ただし、君たちの体力はこれから増すだろう。部活の練習はしんどいが、その分体力もついてくる。
だから、めげるな!と言いたい。
今は大変でも、それを乗り越えれば、さらに大きくなる自分が待っている。
眠いのも、重いカバンも、乗り越した電車も、すべて君たちの経験となり、知となり、君たちを成長させてくれるから。
せっかく進んだ中学校だ。ぜひ楽しんでほしい。そして常に積極的にいろいろなことに臨んでほしい。
なに、3か月もすれば、君たちは立派に、中学生をやっている。
だからまずここを乗り越えよう!
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