先日、橋本市長の「義務教育下」の留年が話題になっていました。
私立では学校によって「中学から留年」があります。
有名なのは慶應の諸学校。
慶應は大学付属校で、全員が慶應義塾大学に進学できますが、それは当然進級試験を合格しているから。で、合格しなければ留年します。
これは大学推薦だけでなく、進級するすべての学年で同じです。
しかも同じ学年に連続して2年間しかいることができません。だから次に進級できないと、慶應をやめることになります。
これは最初からわかっていることなので、その条件のもとで勉強をする。だから留年するものがいないか?といえば、しっかり留年しますね。
中学から高校まで、留年する。
で留年するから、もう一度考える。「何がまずかったのか」「どうすればいいのか」
失敗をするから進歩があり、成長がある、と考えると、これもひとつの方法でしょう。
大学付属校は、割とこのシステムを持っているところが多いのではないかと思います。逆に進学校は、成績がだめでもとにかく卒業させてしまう、というところが多いでしょうか。
小学校から留年が必要なのか?という点はこれから議論が必要でしょうが、少なくとも留年に一定の教育効果があることは間違いないでしょう。
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