入試になると、子どもたちはすぐとき始めることが多いのですが、本当は「まず、全体を見る」が大事です。
入試問題は、各校によって印刷が違います。したがって、最後がどこなのか、判然としないことがある。最後の1ページがどこなのか、確認しておくべきなのです。
解答用紙に最後の一問があったりするので、これはまず徹底しておきましょう。
これで時間配分がはかれます。で、次に、どんな問題が出ているのか、どれから先にやるかを、しっかり決めてかかる。ここまで数分。
この数分の時間が、案外合否を決めるのです。
1番の計算問題から、解く必要はない。
特に計算間違いが多い子や、計算が得意でない子は、頭がこんがらがってしまう可能性がある。
だから、計算は2番目にやるくらいでちょうどいい。
自分がどの問題から手をつけて、どこを捨てるのか、瞬時に判断することはできませんが、それでもある程度、目安を立てて問題を解くというくせはつけておかないといけません。
今、過去問をやるとき、くせをつけておきましょう。せっかく練習してるんですから。