ある子の顔が赤いのです。
「焼けたねえ」
「今日、一日外にいたから」
「なに?」
「運動会の練習。」
「ああ、そうか。大変だね。」
「つかれちゃった。」
と、そうでしょう。6年生であったとしても、十分体力を消耗します。イベントが多いこの季節としては、しかたがない。ただ、眠い。
この子も聞いているような、頭が眠っているような。
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です。」
って、もう目がトローンとしてるんだけど。
「で、昨日何時に寝たの?」
「12時ぐらい。」
「朝起きたのは?」
「6時半。漢字と計算はやりました。」
うーん、確かに朝起きて勉強することはすすめているのだけれど、前提には
「早く寝ている」
ということがあるのです。夜遅くまで勉強し、朝早くから勉強したら、そりゃあ、持ちません。小学生ですから。
「遅くなったら、まあ、寝るんだね。ぎりぎりまで。でも、本当は早く寝るのが正しいんだよ。」
「だって、予定が終わらないし。」
「だから終わる予定にすればいいじゃない。」
ということで、もう一度目標ノートを見直すことになりました。
お子さん、最近、眠そうではありませんか?
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親子で受かる![中学受験]まいにち目標達成ノート田中 貴ディスカヴァー・トゥエンティワンこのアイテムの詳細を見る |