これまで教えた子どもたちは、自分で合否を確認して結果を連絡してくれるのですが、一人だけ、一緒に発表を見た子がいます。
最近はWEB発表なので、私共のようにオンラインで個別授業をしていると、確かにWEBの結果を同時に見せてくれることができる。
なので、発表当日、連絡があってZOOMを開いてみると、本人が
「では、行きます!」
とばかりに、パスワードを入力して、結果を出してくれました。
実はこの発表が数回あって、うまくいかなった場合もあるし、合格した場合もあったのです。
不合格だったとき、落ち込むかなあと思っていたのですが、
「ああ、残念でしたねえ。算数、うまくいかなかったかなあ」
などと言って、割と落ち着いていました。
合格したときも逆に
「ああ、合格だ。でした!」
みたいな感じでしたね。
私はとても頼もしく感じていました。本当はそのくらいのものであってもらいたいというか・・・。
だってまだ子どもたちの先は長いので、これからいろいろなことがある。
合格発表もまた、人生の一コマではあるものの、10年もすれば、まあそんなこともあったかな、ぐらいな感じになっていくので、落ち着いて受け止めてもらえたら良いと思います。
今日の田中貴.com
甲辰(きのえたつ)
中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
努力の仕方を知っている子は強い