お父さん、お母さんの研究深度

投稿者: | 2023年2月8日

最近、保護者のみなさんとお話をしていて、良く研究しておられる、と思うことが多々あります。

例えば、過去問のやり方について、自塾でやるタイミングはすでにご存じで、それに先行してすでにしっかりと併願校まで含めたスケジュールを作られている方がいました。

また、これまでの月例や組み分けテスト、あるいは模擬試験からできなかった問題を整理して、過去問と照らし合わせ、本人が勉強すべき優先順位を決めている方もいます。

それ以外にも受験スケジュールや安全校の選び方などいろいろ研究されていることはお話していて良くわかるので、あとは「そのレベルで大丈夫」とか「まあ、そこまで心配しなくてもいいでしょう」とか、そんなお話をすることが多くなりました。

これは本当に良いことだと私は思っています。

過熱期はいろいろ弊害が起こりやすい。意味もなく長時間勉強していたり、あるいはあまり意味のない教材を繰り返し勉強していたり、ということがあって、それが努力ではない、と思うことが多々出てくるのですが、その辺をしっかりかぎ分けて、子どもたちがどうやれば効率よく力をつけることができるのかを考えておられる。

で、それでよいので、あとは夫婦間のコミュニケーションと、子どもに対する言葉遣いを気を付けられると良いと思います。

特に子どもたちに対する言葉はまだまだどうしても厳しいところがあり、それが親子間バトルにつながることが多いでしょう。

しかし、子どもたちには子どもたちの言い分があり、考えもあるので、やはりそれを聞いてあげて考えないと名伯楽ということにはならない。

ただ、皆さん全員がそういうふうにできない場合もあるでしょう。そういうときはやはり個別指導や家庭教師の先生に、いろいろやってもらうのが良いのではないでしょうか。

塾の先生もいろいろアドバイスはしてくれると思いますが、今のお父さん、お母さんの深度はなかなかすごいので、やはり個別の先生を頼まれた方が良いかと思います。



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