受けなくても、中学受験の勉強はした方が良いかもしれない

投稿者: | 2022年6月17日

今年も入試問題をいろいろ分析しているのですが、やはり小学校6年生でこれらの問題を解けるようになる知的レベルというのは、相当水準が高い。

中学受験率は首都圏で約16%ですから、それ以外の子どもたちはそれをやらずに済んでいる。済んでいるからまあ、それはそれでよいのではないかと思っていたのですが、やはり大学受験の上位校や医学部の入試結果を見ていると、私立中高一貫校が強い。

もちろん各公立トップ校もがんばっているのですが、しかし、その公立校に通っている子どもたちも案外、中学受験を経験していた可能性もある。

さらに言えば、私立高校受験の結果でも中学受験を経験した子どもたちは多いので、やはりそれなりの知的レベルに達するのに、小学生のうちから少しずつ勉強はした方が良いかもしれません。

今は公立高校狙いでも、小学生から高校受験の塾のコースに通う子どもたちも多いのです。

別に近くに中学受験をする学校がない、で構わない。今の中学受験生と同じレベルにならなくてもよいから、算数や国語、理科、社会の勉強を進められていれば、それなりに果実を得られる。

しかも、そんなに厳しい競争と無関係で良いので、習い事やスポーツと合わせてマイペースで勉強を進めていける。

そして、受けたい学校が出てきたら受ける、でも良いかもしれません。

いずれにしても、しなくてよい勉強ではなく、やったほうが良い勉強ととらえた方が、最終的には子どもたちのプラスになるように思います。


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