たまに、授業で問題を生徒に書かせることがあります。
たくさんの問題をやるのには、問題を写すのは時間の無駄、という考え方があるでしょうが、しかし、問題を写させることは悪いことではないのです。
実は、多くの子どもたちが、問題文を全部読んでいない。
ところどころ読み飛ばす。なぜか?
急いでいるからです。たくさん解こうと思っているからです。試験では、出題された問題を誰でも全部解きたい。だから急ぐ。その結果として読み飛ばしているから、条件も読み飛ばす。問題の意味を取り違える。
しかし、問題を写すと、それが少し減ります。なぜかと言えば、全部写さないといけないから。
ていねいに勉強するくせをつけるためには、最初のころは問題をノートに写してからやるのは決して悪い方法ではないのです。
たくさんの問題をやらせることが必要なのではなく、しっかり考えさせることが大事なので、問題文をしっかり読み取ることもしっかり練習しなければなりません。
そこに正解率を上げるコツがあります。
New【無料】冬の合格手帳(6年生は受験直前号)、差し上げます。
今日の田中貴.com
自分で勉強する力を引き出す
5年生の教室から
キーボードはすぐに扱えるようになる
慶應進学館から
スタートが遅れても