この時期、子どもたちの力はどんどんついていきます。
そして、子どもたちがこれまでの成績に基づいて志望校を選択すると、その学校の合格偏差値に近い受験生が集まることになります。
したがって一般の模擬試験とは違い、その合格偏差値に近い集団が受験することになるので、子どもたちの差はあまり大きくはない。
だから合否は1回の試験で結果が変わりやすくなります。
複数回受験の学校だと、第1回と第3回では第3回の試験の方が難しくなるのがふつうです。
しかし、第1回は残念で、第3回で合格する、という子もいます。
それだけ受験生の差が僅差なので、ちょっとうまくいけば合格し、ミスをすれば残念な結果になる、ということなのです。
したがって、難しい問題ができることよりも、やさしい問題を間違えない、ことが大事です。
この時期はとにかくていねいさを大事にする。たくさんの問題を解かずとも、難しい問題を解かずともよいから、ていねいに、きちんと自分ができる問題を確実に得点する練習をしてください。
できる問題は間違えなくなった、というのが合格する子の最大の特徴です。
今日の田中貴.com
あてはめ、は最後の手段
5年生の教室から
早く始めすぎない
中学受験 算数オンライン塾
12月21日の問題