自信がついた子

投稿者: | 2017年12月12日

ここに来て、勉強が積み重なった分、いろいろなことがわかってきます。

で、「あ、これ、わかる」という気になると、危ない。

本人が思っている問題とちょっと違ったり、あるいは、慌てて条件を読み落としたり・・・。

しかし、それも経験を積んでくると、慎重に解くということができるようになる。

ルーティンを実行し、もう一度問題を確認したり、その場で計算を見直したり・・・。

今まで間違ってきた経験がここで活きるのです。つまり間違えることは本来、悪いことではない。本番で間違わなければいいわけで、むしろ模擬試験で経験を積んでミスを犯さない方法をマスターできればいいわけです。

最終的に自信のある子、というのは、そういうところまで目が行き届くようになる子、です。

「これ、わかる」はまだ危ない。「わかりそうだけど、何かあるかな」ぐらいに慎重に構えて解けるようになれば、まず間違えなくなります。

成績の良い子も、ミスはする。しかし、試験時間内にそれを修正する力があるわけで、残りの時間、それができるように練習を続けていきましょう。

ちょっとずつ慎重に解こうとする気持ちが出てくれば、それが自信につながります。


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