子どもたちが勉強する姿を見ていて、ある時間、驚くほど集中しているところがあります。
この時は本当に問題を真剣に考え、頭がフルに活動しているのが傍で見ていてもよくわかる。
ただ、それは決して長くはありません。これが本当に1時間も2時間も続けば、そりゃあ、すごくできるようになるだろうと思うものの、そこまでの体力が残念ながらない。
集中して問題を解くときは、それなりにエネルギーを使うのです。
だから、子どもが集中できたときは、それ以外の時間があまりうまくいかなくてももったいない、とは思わないことです。
むしろそういう時間があったことを喜んだ方が良い。
それがやがて体力が付くとともに段々長くなってくると、たくましくなってくるし、力も付いてくる。
最初のうちは勉強時間で計らないことです。どのくらい集中できるか、に目を向けてください。
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