6年生になってどんどん通塾日数が増える塾があります。
まあ、家で勉強しないのなら、塾に呼んで勉強させよう、という感じ。週5日、6日と通えば、親の方も「家で勉強させなくてもいいかもしれない」と思うかもしれないし、「面倒見の良い塾だ」と思われるかもしれません。
しかし・・・。
となると子どもが自分でやろうという姿勢は身につけるチャンスがなくなる、ということでもあるのです。
常に指示をされる。あれをやりなさい。これをやりなさい。ここはこう解く、ここはこう読む。全部教えてもらうとなると、自分で考えない。
じゃあ、次は? え、わからない。教えて・・・。という態度が前面に出てくる感じ。
これではできるようにはならないのです。
面倒を見られる、ということは自分でやらなくていいから、結果として自分で考えない分、できるようにはならない。
便利になると、自分でしなくなるでしょう?
勉強について言えば便利になってはいけないところがあるのです。ただ一方的に教えてもらうだけでは、力はつきません。
「面倒見が良い塾」は気をつけないといけないところがあるのです。
今日の田中貴.com
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2月14日の問題