式は絶対に書くようにする

投稿者: | 2012年4月15日

お子さんが算数の問題を解いている様子をごらんになったことがありますか?

たまに、ぐちゃ、っとたての計算式だけ書いて、答えだけA===と大書している子を見かけます。

多分、頭の中で思いつき、そして計算だけして、答えを出した、ということなのでしょう。

こういう子が最初にぶつかる壁は、おおぎ形の問題。

最後に3.14をかけて計算する、という手法をとるとなると、どうしても式を書かないといけないのだが、これまた書かない。34、46とかまあそういうメモ書きがあって、最後に3.14の計算をしているのはわかるが、しかしミスが目立ちます。

こういう子は記述式の学校では、まったくといっていいほど部分点が取れません。そりゃあ、何やっているか、まったくわかりませんから。

なので、これは絶対に直します。

そのまま、など許さない

そして大事なのは、式の横にメモのように「何が出たかを書く」ことです。

A君の秒速なのか、Bまでの距離なのか。

このメモが案外ミスを減らす役割を果たしてくれます。

途中で勘違いをしたりすることは多いので、ABの距離だと思ったらACの距離だった。えっと、太郎君の分速は?というときに、メモに書いてあればすぐ見つかる。

これだ、これ。

といって式を書き直せばすぐに立ち直ることができます。

たまに見かけるのは、間違えた、と思った瞬間に全部消そうとする子。

これはやはり時間がもったいない。だから使えるところはないのか?まず、よく見てみることです。

いずれにしても、入試は丁寧さの勝負。

きちんと式を書く、という癖は早くからつけていきましょう。

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