これまで一生懸命勉強しているわけですから、それなりに力はついてきているところがあります。
ただ、その力が試験で発揮できなければ、点数がとれないので、残念な結果になる。偏差値通りに行かない、というのはよくある話であって、やはり模擬試験と本番の入試は違うのです。
だから、本番でも十分に自分の力を発揮できるようになっていなければならない。
細かいミスがでていないか、勘違いをしていないか、計算間違いをしていないか、そういうことを自分でチェックできることが試験中にできていないとミスを連発してしまう可能性があります。そうなると算数では最初の計算から間違える。フワフワしていると、得点があっという間に減ってしまうのです。
もうたくさんの問題を解く必要はないが、しかし、絶対に間違えないぞ、という強い意志を持って、ていねいに解く練習は続けてください。
もとよりできる子どもたちもミスはするのだけれど、彼らは試験中にそれを修正する能力を持ち合わせている。それが最終的に、点数を失わない理由なのです。東京、神奈川の入試までまだ時間はあるので、そこをしっかり修正していきましょう。
今日の田中貴.com
問題文のわな
5年生の教室から
振替
中学受験 算数オンライン塾
1月14日の問題