社会や理科の暗記テキスト通りの問題はなかなか出てくれません。
一時流行っていたのが、オーストラリアでの月の満ち欠け。
東京で見る月は18時ごろ南中するのが、上弦の月です。オーストラリアは、時差はないので、同じ月は見えるが、ではその形はどうなっていて、見える方向はどうなるか?
こういう問題は習った知識を自分なりに考えて、オーストラリアから見た月を想像するしかありません。
今は気の利いた暗記テキストに問題が出ていることもありますが、しかし、そんなことをしたら覚えなければいけないことだらけになってしまう。
この位は自分で考えてくれた方が本当は良いのです。
結論を先に言えば、南半球は背中が南を向いていますから、北中します。したがってこの月は北の空に見えます。
かつ、左右が反対になるので、下弦の月と同じような形になるのです。
これまで覚えた知識を総動員して、考える。
この力を学校はしっかり見極めたいと思っているのです。
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今日の田中貴.com
第218回 不合格は悔しことだ
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12月16日の問題
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