習い事については、5年生で早々にやめてしまう、という子も増えているようです。
塾の日数が増えてしまうと、続けられない。そんな場合ではない、と塾の先生に言われた子もいるかもしれません。
ただ、1つぐらいは6年生の夏休み前まではやって良いと思うのです。
子どもたちにとってそれはストレスを解放する有効な手段になります。
あるスポーツをやっていた子が、いろいろ相談した結果、6年生の最初でそのスポーツをいったんお休みすることにしたのですが、それから本人が元気がない。
学校でもちょっと問題を起こしたり、勉強に集中できていない、というので相談があって、本人といろいろ話をしたらやはりそのスポーツがやりたい、ということなので、
「じゃあ、その分勉強するときは集中しないといけないが、続けてみようか?」
と提案すると、顔がぱっと明るくなりました。
まさに図星。
スポーツに戻ると、問題行動はなくなり、その分勉強にも集中できて、最終的に第一志望に合格していきました。
だから、何でもやめないといけない、というわけではないのです。
心や体の健康を保つ、という意味でもプラスになることは多いので、全部お休みにする決断はもう少し先でも良いと思います。
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