テストの推移を見守る

投稿者: | 2012年4月1日

これから6年生はたくさんの試験を受けると思いますが、テストについてはきちんと記録を取っていくことをお勧めします。

単純に点数、偏差値、順位などを記録していくのはもちろんのことながら、

出題内容。

何を間違ったのか。

どういうミスをしたのか。

などを科目別に箇条書きにしていくことが大事です。

子どもの成績は上下します。きれいに右肩上がりになることはまずない。上がったと思ったら、下がったり。

当然、組み分けテストやカリキュラムテストは、その時のカリキュラムがあるはずなので、これで

「得意、不得意」

も明確になってきます。

カリキュラムが終了した時点で、

「何ができないか」

を明確にしていく必要があるし、

「どういうミスを起こしやすいか」

も分析できる。

こういうところをしっかり考えて、次の対策や勉強につなげることが大事です。何もむやみに量だけ追いかけてもできるようにはならない。

最近のアスリートたちの練習は、非常に科学的です。いろいろ考えて、研究して、データをとって力をつけていく。

同じように、子どもたちの受験勉強も、根性論だけでは意味がない。

優先順位や勉強法、そしてプラスイメージ。

子どもだけではなかなかできないことなので、いっしょに考えてあげてほしいと思うので、まずデータをしっかりとりましょう。

ただし、データをとりながら

「小言」

を言わないように注意してください。

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