昨日、オアゾの丸善によったら、こんな本が出ていました。
その横にこれも。
最近の子どもたちにとって困るのは植物と動物。
近くで観察することがほとんどない。植物園でみるわけにも行かないし、田舎に出かける暇もない。
てっとり早く、ということでこんな本が出ているんですね。
私が親だったら、思わず買ってしまいそう。
確かに生物の問題は、ここのところできない子が増えてきているのです。写真でしか見たことがないからかもしれませんね。
入試で植物の絵を描かせる学校があり、その対策をしたときも、まあ、下手。
「これ、何?」
「え、稲でしょ。」
「えいより、おしべが大きい、ってどういうこと?」
「だめ?そうかなあ。」
結局テキストの絵をまるまる写しているだけで。だから断面を描けなんて言われると、もうお手上げです。
生物の絵は出る学校と出ない学校がはっきりしていますが、植物、動物が出題されない学校はほとんどありません。6年生は仕方ないとして、5年生以下のみなさんには、ぜひ現物を見せてあげてほしいと思います。
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